【衆知は集めるのではない~文殊の知恵は求めないと手にできない~】
https://km.kando-m.jp/news/mm1631/
この号の続編となります。
1631号では、松下幸之助翁のお言葉を借りて、
衆知を集めるには「求める覚悟を持つ」重要性をお伝えしました。
今回も幸之助翁の考え方をお伝えします。
松下幸之助翁は、衆知経営を実現するための準備として
「あらゆる機会に社員に話してきた」
と語っています。
衆知経営は、「皆の知恵を集めましょう」と一言言っただけで実現するものではありません。
翁ご本人の覚悟だけでなく、全従業員が
「衆知経営の重要性を理解し、松下の社員として覚悟を持つこと」
このことを繰り返し、繰り返し伝え続けました。
何故なら、トップの想いが伝わらなければ、現場からのナレッジは集まらないからです。
社員が
「自分の知恵を出してもよい」
「この会社のために考えよう」
そう思える空気がなければ、衆知は生まれません。
つまり、衆知経営の第一歩はトップの想いを日常的に伝え続けることなのです。
その考えから、Team Managerでは「メッセージボード」という機能を用意しました。
メッセージボードは、社員間の連絡にも使われますが、
私は「トップの考え、意思、覚悟」を日常的に発信する場を作りたかったのです。
トップメッセージは、朝礼や社内報で伝えられている会社もあります。
確かに朝礼も良いでしょう。
しかし、朝礼は耳から入るため、記憶には残りにくい面があります。
社内報はどうでしょうか。
こちらは文字として残りますが、読み終えると忘れがちですし、
日常的に発信されるものではありません。
私は、トップが気付いた時に、すぐに衆知できる仕組みが重要だと考えました。
それがTeam Managerのメッセージボードです。
メッセージごとにスレッドを残し、簡単に読み返しができるようにしています。
また、そのメッセージに対して
・質問
・意見
・気づき
を社員同士で共有できるようにしました。
メッセージを発信するときには、書き漏らしたことや気付いていなかったことがあるものです。
ところが、社員から質問が出ると
「あっ、そこは説明が足りなかった」
「そこは自分も気付いていなかった」
と、ハッとすることがあります。
その質問に答えることで、発信内容の密度はさらに高まっていきます。
メッセージは、一方通行よりもキャッチボールになる方が記憶に残りやすいのです。
さらに、
「聞いた」「聞いていない」
という問題をなくすため、未読スタッフが誰なのかもわかるようにしました。
つまりメッセージボードは、
トップの想いを伝え、社員の問いを引き出し、理解を深めるための仕組みなのです。
Team Managerには、1631号でお伝えした知恵を求める場としての「知恵袋」。
そして今回お伝えしている、想いや情報を伝える場としての「メッセージボード」があります。
この二つがそろって、はじめて衆知経営は動き出します。
衆知は、仕組みがなければ集まりません。
Team Managerは、幸之助翁の「衆知経営」を現代に実装するための器です。
■本日の教訓
衆知は、想いと仕組みの両方があって初めて集まる。
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