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新人が育たないのは“教える側”の責任~トレーニングの本質を忘れない~

研修には OFF-JT(座学) と OJT(実務) があります。
私は、OJTこそが最も重要な研修の形だと考えています。
上司や先輩にとって、OJTは単なる仕事の合間ではなく、最も重要な“仕事の一つ”です。
ところが多くの企業で、OJTの意味が誤解されています。
「ダメ出しをすること」「正解を教えること」
がOJTだと思っている人が多いのです。
しかし、OJTは トレーニング です。
部下ができない責任は、教えた側にあります。
ここを忘れてはいけません。
そもそもOJTにはいくつかの課題があります。
1.思いつきの指導になりがち
OJT計画がないまま、場面ごとの注意や指摘に終始する。
2.トレーナーの能力に依存する
仕事はできても指導が苦手な上司に当たると、新人は長期的に苦労する。
3.指導内容の記録がない
  誰が何をどう教えたかが残らず、上司の上司や人事が実態を把握できない。
結果として、評価の際に
「指導が悪いのか」「本人の能力が低いのか」
が判断できなくなります。
では、どうすれば良いのか。
Team Manager の日報システムは、この問題を解決するために設計されています。
日報には「OJTしたこと・されたこと」という項目があります。
ここに内容を記録すれば、指導する側・される側の双方が振り返りを行えます。
さらに、上位者や人事も状況を把握可能です。
OJTは“現場で育てる”ための最前線。
その本質を忘れず、仕組みで支えることが大切です。
■本日の教訓
OJTは、部下の責任ではなく、教える側の責任である。
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