売上目標やスキル・資格の習得目標を掲げる企業は多いですが、
「企業人としてのポテンシャルを高める目標」を設定していない企業は少なくありません。
賞与や昇格評価で方向性は示しても、
スピード対応や努力、高品質な仕事をしたことを定量的に測るのは難しいからです。
私自身、ホームセンターの店長や広告業の支店長時代に、
部下の企業人としての成長をどう評価すべきか悩んでいました。
そこで弊社が開発したCRM・SFA・人間力向上につながるシステム「Team Manager」には、
その評価を補助する仕組みを組み込みました。
それが「AWARDポイントプログラム」です。
部下や同僚の日報を読んだ際に、「よく努力したな」「良いアイデアだな」と思うことは多いでしょう。
そのときに、日報の内容を以下のカテゴリーにひも付けし、
さらに金・銀・銅・その他のランクを付与できるようにしています。
・スピード対応賞
・努力賞
・サポート賞
・品質賞
・改善賞
・アイデア賞
・モチベーション賞
・敢闘賞
・誠実賞
・顧客満足賞
・目標達成賞
例えば、ある社員Aさんが半年間で以下のポイントを得たとします。
・スピード対応賞:5
・努力賞:1
・サポート賞:50
・品質賞:0
・改善賞:10
・アイデア賞:5
・モチベーション賞:1
・敢闘賞:1
・誠実賞:3
・顧客満足賞:12
・目標達成賞:5
この集計をもとに、次の半年の「重点」目標を
・努力賞:1 → 3
・品質賞:0 → 1
・モチベーション賞:1 → 2
と設定し、社内掲示板に公表します。
上司だけでなく同僚もこの3つを重点的に見守ることで、
Aさんだけでなく、チームメンバーも「Aさんの成長目標」を具体的に共有し、評価することができます。
数字にしづらい成長を、見える化し、共有し、称賛する。
これがTeam ManagerのAWARDポイントプログラムの狙いです。
■本日の教訓
人の成長は、数字では測れない努力や誠実さを見える化することで加速する