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日報を書け!と命令する上司~こんな上司の下では日報は書かない~

日報ネタが多くてすみません。

私は日報は非常に大切と思っているので、ついつい触れることが多くなります。

経営者や管理職から、社員や部下の日報について

「内容が薄い」

「毎日書けと言っても書かない」

といった声をよく耳にします。

しかし、私は必ずこう思います。

「そんな人間を採用し、育てたのは誰なのか?」

「書かない」のではなく、「書かせていない」のです。

「内容が薄い」のは、どんな内容を求めているかを明確にしていない上司の責任でしょう。

「こういった日報が欲しい」と示せば良いし、書かれていないときは添削すれば良いのです。

ところが、誤字脱字の添削はしても、内容や文章の流れを添削している上司は少ないのが現実です。

また「毎日書けと言っても書かない」のも、上司の責任です。

売上日報や日々の経費勘定を怠る営業や経理はいません。

なぜなら「毎日必ずやるものだ」と徹底されているからです。

日報となると、書いたり書かなかったりする・・・・・。

これは「書かなくても許される」から悪習慣になるのです。

どんなずぼらな人でも、必要なものなら面倒でも必ず書きます。

書かないのは「どうせ書いても意味がない」と思っているからです。

つまり、日報を活用できていない上司にこそ責任があるのです。

日報を活用できていないとはどういうことでしょうか?

日報は「書く側の役に立つもの」でなければなりません。

自分のためになると実感できれば、人は自然と書くようになります。

ですから、社員が日報を書かないのであれば、書く習慣を「訓練」させる必要があります。

そしてその訓練を行うのは、社長や上司の役割です。

「書け」と命じるのではなく、

「書いたものに評価を返す」

つまりコメントや感想を毎日戻すこと。

それが一番の訓練となります。

コメントや感想を書くのは大変だ・・・・・という社長や上司の気持ちもよくわかります。

だからこそ、弊社の「Team Manager 日報システム」を活用ください。

スマホの音声入力を使えば、移動のすき間時間やお風呂に浸かりながらでも、

部下の日報にコメントを返せます。

「書け」ではなく「返す」ことで、日報は必ず組織の力になります。

過去に何度もお伝えしていますが、日報は「義務」でなく「成長の道具」です。

社員に書かせるという一方的な指示命令にせず、

上司が活かす姿勢を示すことで「共有資産」とすることが大事なのです。

 

■本日の教訓

日報は報告書ではなく、コミュニケーションツール。

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