「最近、なんだか時間がない・・・・・・」
そう感じることはありませんか?
職場にパソコンが普及した当初、
「これで仕事の効率が上がる」と期待されていたにもかかわらず、
実際には「時間が余る」どころか、むしろ“忙しくなった”と感じる人が多いのが現実です。
その後、スマホが登場し、私たちのすき間時間の風景は大きく変わりました。
かつてのすき間時間は、次の仕事に向けた“準備の時間”として使われていました。
しかし今は、その時間にSNSやyoutubeを見ることが当たり前になり、
仕事とは無関係な世界に意識が飛び、
あっという間に “気の緩んだ休憩時間”に変わってしまっている ように思います。
ここに、見逃せない落とし穴があります。
いったん仕事モードが外れると、
再び集中を取り戻すまでに、気持ちの“熱を上げ直す”プロセスが必要になります。
このタイムロスこそが、現代人にとって最大の“目に見えない浪費時間”なのではないでしょうか。
だからこそ私は、
この“すき間時間”を「貴重な“あまり時間”」と捉えるようにしています。
たとえば・・・・・・
短いすき間時間(エレベーター待ち、ZOOMでの参加者待ちなど)には、
・簡単なメールへの返信
・スケジュール確認
といった軽いタスクを行い、
一方で、少し長めのすき間時間(移動時間、待ち時間、会議の設営前、商談前の待機時間など)には、
Team Managerの活用にしっかりと時間を充てるようにしています。
具体的には・・・・・・
・日報を読む
・コメントをつける
・商談履歴を確認する
・案件の進捗状況を確認する
・サンクスカードをチェックする
などです。
これらは短時間でも着実に進めることができ、仕事モードを維持したまま、集中を切らさずに過ごせます。
「すき間を埋める」のではなく、「すき間で進める」。
この意識があるかないかで、一日の“密度”は大きく変わってきます。
■本日の教訓
“すき間時間”は、仕事の質を変える「見えない資産」である。