【第1,227号 サンクスカードの新しい活用法~感謝を数値化して企業文化を強化する~】
これの続編となります。
部下の個性の輝いている部分をさらに輝かせたい、
まだまだ発揮できるのにその能力が顕在化していない、
部下のこの苦手な部分をなんとか改善したい、
このような悩みを上司はお持ちだと思います。
「1on1ミーティング」や「評価ミーティング」で面談をしても
なかなか変化が生じるところも行かないのが現実だと思います。
実はとっておきの方法があります。
自分と部下の努力だけでなく、部署全員がサポートすることでそれが可能となります。
ではどうやってやるのでしょうか?
弊社開発のグループウェア「Team Manager」の電子サンクスカードを使用します。
Team Managerの電子サンクスカードは発行時に、
カテゴリとヒモ付けすることが可能です。
1,227号で紹介しましたようにデフォルトで以下のカテゴリを持ちます。、
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・スピード対応をしてくれてありがとう
・努力を重ねてくれてありがとう
・いつもモチベーション高くいてくれてありがとう
・最後まであきらめずに頑張ってくれてありがとう
・いつも誠実な仕事ぶりをありがとう
・素晴らしい品質の仕事をしてくれてありがとう
・素晴らしい改善提案をありがとう
・グッドなアイデアをありがとう
・すばらしい顧客満足を提供してくれてありがとう
・目標達成してくれてありがとう
・理念に従った行動をしてくれてありがとう
・サポートしてくれてありがとう
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部下のAさんは、少し仕事の品質にバラツキがあって、たまにミスがあったりします。
そこで、「1on1ミーティング」や「評価ミーティング」時に、
「ミスを●件から●件に減らす」
と目標設定したとします。
ミスを減らすためには
「努力する」「モチベーションを保つ」「最後まであきらめない」
「誠実に仕事をする」「高い品質の仕事をする」
「ミスを減らすために改善提案をする」
「ミスを減らすためのアイデアを同僚から貰う」
「ミスを減らすことで顧客満足が高まる」
「みんなにサポートして貰う」
このようなことが必要です。
これらは全てサンクスカードのデフォルトカテゴリにある項目です。
すなわち、Aさんは上司も含めて部署の仲間から、
これらのカテゴリのサンクスカードを貰える様に努力するのです。
さらに、部署の仲間にもAさんの努力目標を伝え、
上記のような項目で頑張っているAさんの姿を見つけたら
サンクスカードを発行するように依頼します。
このような形になると本人も周囲も
「Aさんのミスを●件から●件に減らす」
ことに意識が高まります。
それだけでミス減になるように思いますが、現実は甘くないでしょう。
そこで、上司はサンクスカードのカテゴリ別集計を見て、
Aさんが上記のカテゴリでサンクスカードを貰えているかをチェックします。
貰えていなければ、Aさんに更なる努力を指示し、
職場の仲間にも再度協力を依頼します。
サンクスカードを使って、褒めながら部下の苦手を得意に変えていく
この上司のもっともやりたいことがTeam Managerのサンクスカードでは可能となります。