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「絆」はデータに宿る~顧客との関係性を深めるための5つの視点~

お客様や取引様(=仕入業者、外注加工業者さんなどのパートナー)との

「絆」を深めましょう、という訓示を述べている企業は多いと思います。

しかしながら、その実態はどうなのでしょうか?

「絆を深める」ことの目的は

価格ではなく、商品・サービスの価値を大切にして貰う

取引を続けることで、利益の他にも多数のメリットがある

といったことで、自社が常に選択されていたいという願望のためだと思います。

では、そのために具体的なことをどのようにされていますか?

まずは、「絆」に関する情報を大切にすることからスタートと思います。

全ての顧客や取引先様でなくて構いません。

重要な先との

1.お世話になっている理由

2.最近お世話になった仕事と日付

3.最近お世話になった仕事の内容

などを把握されていますか?

おそらく現在の担当者は概ね把握されていると思いますが、上司は如何でしょうか?

更に、前任者から引き継いだ先や自分が入社する前からの取引先であれば、

以下について答えられないことが多いと思います。

4.取り急ぎが始まったエピソード

5.その取引先とのこころ温まるエピソード

などです。

ある量販店は価格や対応の不備で、すぐに取引先を変更することで有名でした。

ところが、台風でそのお店が大変困っているときに、助けてくれた取引先においては、

一度も取引を打ち切られることがありませんでした。

これは一例ですが、このような「こころ温まるエピソード」を残したいものです。

こういうことを自社が大切にすると相手先も大切にしてくれると思います。

顧客情報や取引先情報に上記の5つの項目を持たせることが重要です。

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