【第1,282号 OJTと日報でチームワークを強化する
~リスペクト、信頼、絆を生み出す組織づくり~】
https://km.kando-m.jp/news/1282-2/
こちらの続編となります。
この号を振り返りながら、
「チームOJTのための日報活用」
をお伝えします。
チームワークは、お互いがリスペクトし、信頼することで、絆が強くなり、
個人プレイでは得られなかった成果が生まれます。
この「リスペクト、信頼、絆」を得るためには、
OJT(=On the Job Training)」と「日報」が大切で、
OJTでは、単なるダメ出しや答えを簡単に示すとことはぜずに
「ダメ出しに対し、部下が自ら考え(=要因把握と対策)、
その考えを報連相し、実行させる」
ことがポイントとなります。
OJTを通して、自分で考えたPDCAが生まれるから、部下が結果を出し、成長し、
このプロセスが上長と部下の間に、リスペクト、信頼、絆を生みます。
しかしながら、このOJTは上司と部下の1:1の中で行うことが大半で、
チーム全体に行うことは難しく、朝礼や夕礼など伝えるしかできません。
そこで、どうすれば良いのでしょうか?
Team Managerの「日報」を使うと良いと思います。
Team Managerの「日報」には、「OJTしたこと、されたこと」の項目があります。
上司はここに自分が「OJTした内容、要因、重要なポイント」を記載します。
OJTされた部下は「OJTの内容、要因、それについての所感や今後の対策」を記載します。
そうすることで復習となり、OJTの内容が整理されます。
書き込まれたものは、両方をチームメンバーに閲覧させ、
できるだけコメントをさせます。
コメントは「自分に置き換え、感じたこと」「あれば他の対策手段」
「激励」「自分の事例」などになります。
OJTされたメンバーはコメントを読むことで、更に記憶に残り、
書き込んだメンバーは予習となります。
復習と予習ができることがポイントです!