従業員が日々の感謝の気持ちを紙やデジタルのカードに記して、
互いに送り合うサンクスカード(ありがとうカード)文化が浸透している企業が増えてきました。
この文化は「感謝を伝える」ことと「コミュニケーション機会を増やす」という
2つの大きな目的を持っています。
では、紙とデジタルはどちらが良いのでしょうか?
今回はそれを整理します。
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■紙
【メリット】
・手渡しならではの渡される喜び
・文字や行間に思いを感じる
・手書き文字に温もりを感じる
・手書きのイラストやシールを添えれる
【デメリット】
・集計と貼りだし、保管が手間
・手書きは定形的になりがち
・書かないとならないと思うと殴り書きのようになることもある
・手書きが苦手な人には苦痛
・書きたい時、書きたい場所で書けない
・書くスペースに制限がある
・あの頃・・・と後で見返す機会を作りにくい
・自己や組織の傾向を把握できない
・見たい時、見たい場所で見れない
・別の拠点、部門のものを見れない
■デジタル
【メリット】
・集計と配信が自動的に行える
・別の拠点、休みでも仲間の活躍・感謝を知れる
・永久的に保存でき、閲覧できる
・どこでも読める、どこでも書ける
・自己と組織の傾向を把握できる
・手書きほど入力に手間がかからない
・手書きほど書くスペースを気にしなくて良い
【デメリット】
・手渡しならではのぬくもりがない
・手書きならではのぬくもりがない
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デジタルの方がメリットは多く、デメリットが少ないですね。
特に、サンクスカードの集計係の人は、紙だとその手間が大変で、
カードが増えないことをついつい願う、という矛楯を抱えることが多くある、
と聞いています。
デジタルにするとそこから解放されます。
また、仕事が終わり、家でお風呂の中で、
その日の部下のことを考えながら、
サンクスカードを書くことが一日の楽しみという意見も聞いたことがあります。
更に、拠点が複数あるような会社では、他の拠点メンバーが
日々、どういうことでありがとうを言われているかが解って良い、や
普段接点がない、本部の事務部門の方にカードをタイムリーに送れることが良い、
といった意見も聞きました。
紙ならではのメリットもありますが、
トータルで考えるとデジタルに軍配が上がるように思います。
Team Managerにはデジタル版サンクスカード機能があります。
是非、ご検討ください。
次回はデジタルのメリット「自己と組織の傾向を把握できる」
これについて説明いたします。