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エンゲージメントを高めるマネジメント術~部下を責める「後出しじゃんけん」をやめよう~

エンゲージメントを高めるマネジメント術~部下を責める「後出しじゃんけん」をやめよう~

 

社員や部下指導において「後出しじゃんけん」の人が非常に多いと思います。

私はそれが嫌で退職しましたが、

私のご縁のある企業(=残念ながら顧問先も含めて)でも見かけます。

ここで言う「後出しじゃんけん」とは、

「なんでそんなことになったんだ」

「なんで先に相談しなかったんだ」

「ぜんぜん、解っていなかったんだな」

このような言葉が上司から出ることを言います。

私は、これらの言葉を言わずに済む状態を作るのが「マネジメント」であり、

上司の「存在意義」だと思っています。

ですから、起こしそうなミスを見逃していた自分を責めたことはありますが、

部下が起こしたミスを問い詰めたことはありません。

マネジメントは「エンゲージメント」とよく言われますが、

「なんでそんなことになったんだ」

「なんで先に相談しなかったんだ」

「ぜんぜん、解っていなかったんだな」

と口にする(=思うことも含む)上司とエンゲージメントできるでしょうか?

ご自身の発言を少し振り返ってください。

【Team Managerで実現する「オフィスレス」営業の未来】

https://team-mgr.net/news/1202-2/ ‎

この号で、Team Managerを使えば、

営業形態にもよりますが「オフィスレス」も可能となります、

営業のオフィスは「自宅」であったり出張先の「ホテル」になります、

とお伝えしました。

このときに注意すべきが

上記のような「後出しじゃんんけん」にならないようにすることです。

毎日顔を合わせていても、報告漏れやうっかりがあります。

オフィスレスになると更に増えそうです。

でもTeam ManagerのSFAには対策が施されています。

まず日報の入力項目に

1.「今日やったこと」

2.「明日完了すべきこと (S:最重要 A:重要 B:通常 C:隙間時間で処理)」

3.「明日着手すべきこと (S:最重要 A:重要 B:通常 C:隙間時間で処理)」

4.「よかったことや気付き、所感」

5.「問題点と対策」

6.「備忘録」

があります。

2の「明日完了すべきこと」に指示やすべきことの抜けがあれば、

それが抜けていることをコメントで喚起できます。

また上長は「最重要」と思っていても部下が「通常」と思うこともあります。

それについても是正することができます。

3の「明日着手すべきこと」も同様です。

こちらは「そろそろ手を付けないとやばいよ」ということです。

ここ数日の日報に着手すべきことが未着手であれば、ここで喚起すれば良いでしょう。

5の「問題点と対策」ですが、

ここに書くべき問題が発生しているのにそれが未記入であれば

「書くべきじゃないの?」と指示をすれば気づいてくれます。

6の「備忘録」は、一度ここに記入すると「削除」しない限り、翌日に繰り越されます。

備忘録として使うだけでなく、中長期にわたる「心掛け」などを記載する人もいます。

営業車両をよく擦るような人がいれば、

「備忘録に前後左右に注意して運転と書いたら?」と指導すれば良いでしょう。

これら以外にも「商談履歴(=商談内容は自動的に日報に反映されます)」には、

その商談(=お客様からのご要望を含む)に対して

「対応内容(=対応予定)」を記載するようになっています。

この対応内容に対し、上司、同僚だけでなく、他部署からも助言をすることができます。

もし、対応内容に抜けがあっても

「なんでそんなことになったんだ」

と上司に詰められることはありません。

上司こそ「抜けを見落としていて申し訳なかった」と頭を下げることになります。

こういうマネジメントをしていれば、エンゲージメントは高まると思います。

私はこの「後出しじゃんけん」しない仕組みを作りたくて、ここにこだわって開発しました。

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