■ご挨拶
20年以上の実務コンサルの経験で貯まった引出の中から、経営者や上級管理職だけでなく、一般社員の方々の「現場力をMAXにするノウハウ」となる視点で発信しています。
孔子、ドラッカー、松下幸之助氏、本田宗一郎氏などのお言葉からの置き換え学習、F1ドライバーやチームマネジメント、トップアスリートのの考え方、Google で有名になった心理的安全性の高いチーム作りなど、御社のマネジメントの改善やモチベーションアップに必ず、繋がると信じています。
月~金の日刊配信を基本としています。是非、ご登録をよろしくお願いいたします。
■高評価だったメルマガ
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【第79号のテーマ】 現在最適と未来最適
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毎日の作業目標を達成させることを重視する余り、未来の事が疎かになる時があります。
現在の延長に未来があります。
今やっていることを繰り返すだけでは、未来においても今と変わりません。
今、私たちの生活に欠かせない様々なモノやサービスは誰かが過去に考え、実現させたモノです。
考えた当時は夢のようなモノであったり、非常識なモノもあったでしょう。
ですが、いずれ必要になるはず、世の中が求めるはず、と研究開発に精進したからこそ、産み出されました。
現在やっていることを最適とする視点から、未来最適の視点に変えると現在の正否が見えてくると思います。
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【第90号】 渋沢栄一の格言五則 その1
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2024年に新一万円札の顔となる「日本を代表する事業家 渋沢栄一」の「論語と算盤」の巻頭にある
「格言五則」を何度も読み返しています。
皆様に紹介したく、5回に分けて掲載したいと思います。本日は
言行君子之枢機。枢機之発、栄辱之主(原文は易経)
言行は君子の枢機なり。枢機の発は、栄辱の主なり
言行は君子にとって肝心かなめのポイントであり、
この引き金を引く一瞬で栄誉か恥辱かどちらかに決まる。
すなわち、言行は君子であるかどうかが決まるもっとも重要なこと。
君子を社長、リーダーと置き換えると良いと思います。
しかし、これは社長、リーダーに限ったことではなく、人として、日頃から言行一致は基本です。
また、発言の仕方によっても栄誉か恥辱に分かれることがあります。
本メルマガでも、叱る、褒める、怒るについて、触れていますし、
私のセミナーでも叱ると怒るの違いを説明しています。
叱り方について心得ていても、叱咤激励がパワハラと取られることもありますし、
叱るどころか、考え方や行動を正しているだけでも、「圧を感じる」と言われることもあります。
それほど「発する」ことは難しいということですね。
人を指導、導く立ち場の人。社長、役員、部長などの地位が高い人。
発言と行動にはより一層自戒しないとなりません。
その2 https://km.kando-m.jp/news/mm91/
その3 https://km.kando-m.jp/news/mm92/
その4 https://km.kando-m.jp/news/mm93/
その5 https://km.kando-m.jp/news/mm94/
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【第144号】 人の器
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器が大きい人と小さい人という表現があります。
この器の大小は何を見て言われるのでしょうか?
私は体重が180cmを超え、体重も90kgを超えているので、
身体が大きいとは言われますが、器が大きいと言われません(ToT)
ということは物理的なものでは無いということです。
器が大きい人の特徴の一部を記してみます。
人を許すことができる
自分の間違いを認める
他人を認める
差別をしない(平等である)
怒らない(いつも笑顔)
人を不快にさせない
細かい事を気にしない
人に頼りにされる
緊急時に冷静である(解決方法を知っている)
いつの間にか中心になっている
ポジティブ(前向き)
自分に厳しく、他人に優しい
書いていて、自分とのギャップに嫌になってきました(ToT)
このような人は確かにいらっしゃいます。
持って生まれたものなのか、長い人生で築かれたものなのか?
幼い頃を知らないので、ちょっと解りませんが
器の小さい部分を捨てて、大きい部分を取り入れる
ことで実現可能と思います。
このように考えると人の器は
決まっている
のかも知れません。
上記に上げた項目を多く持つ人は器が大きく見える。
逆に、少ない人は小さく見える。
ということは、器を大きくしようとせずに
器が小さく見える要素を「先ず」は捨てていけば、
その空いた部分に器が大きく見える要素が貯まっていくのでは?
と考えます。
■読者の声
毎日、たくさんの感想を戴いています。その一部をご紹介します。
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毎回メルマガを楽しく読ませていただいております。
今回第180号の、島津義弘公の“薩摩の教え” 大変興味深く
読ませていただきました。
実は6月に大学での「リスク論」講義の中で、薩摩の教えを
引用するつもりおります。
最近の日本人学生は、志が低く挑戦する勇気を持った人材が
少ないと思います。外国人材の方が志が高いように感じております。
このため、これからの若者は、失敗を恐れずリスクに向かって挑戦
する事がリスクマネジメントにつながることを伝えるつもりです。
出来れば、プロジェクトXのように失敗を恐れずチャレンジする
人材が生まれることを期待しております。
これからもメルマガ楽しみにしております。
今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。
(元上場企業、現国立大学講師 I様)
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いつもありがとうございます。
モータースポーツ好きとしても、
楽しく読ませてもらってます。
このメルマガのロータスの話、面白く分かりやすいですね。
また、どこかでネタとして使わせてください♪
取り急ぎ、素敵なメールのお礼まで
(経営コンサルタント S様)
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いつもありがとうございます。
メルマガ【ファンをつくる】の中で
自分の主張すべきことは主張し、正しい姿というものがビシッと先方に入る。
この文面は心にとまります。いろいろな意味で。
やはり、ブレないこと、見本となる姿があると、その人についていきたくなるのだと思います。
その人が言うなら間違いはないのかなという気持ちになるような気がします。
この文面でハッとするのは、主張が的を外れていては元も子もないのですが、その点を気にせず発言してしまうことがあるかもと反省してしまいます。
ファンを作りたい、好かれたいと思い、相手に合わせるような行動は、きっと惹かれることはないのではないかと思います。その人の言動で自分を思っていること、ということが伝われば自然とファンがついて、好かれているのだろうなと感じます。
私もそういう人になりたいと感じます。ブレずに、きちんと行動することです。
ラッキーなことに、弊社には見本となる方がいるような気がします。
(所長 N様)
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いつもありがとうございます。
【営業会議と体口心】の感想です。
「自分がすべきことをやらなかったという残念な報告」という言葉がありました。
これは会議で報告しても何の意味のなさない無駄な時間となります。
また自分で置き換えても、その報告をする側の時の時間、その報告を受ける側の時の叱責をする時の時間どちらも無駄な時間で、報告をする側も気が重く、何も得ません。指摘を受けて次に繋げよう、成長しようとなっても、はじめからしていれば問題の無い事。その問題の無い事に付き合わされる側にもとても迷惑を掛けてしまいます。
自分がすべきことをやらなかった、という報告を聞いたときに、その「心のあり方(意業)」を問わないと改善されません。
管理職がそこに突っ込めていません。とありました。
根本から変えないと、またいつか同じ事になる、例えば会議などでも足利さんが居てると居てないでは大きく違います。
管理職のメンバーが、管理職の役割、管理職の在り方を理解していないと、いつまでも成長しません。
「心のあり方(意業)」までを叱責できる自分の視座、または知識を磨かないと、日頃の関わり等での成長を望めません。
管理職を集めたミーティングを行います。共有が必要です。
(工場長 S様)
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【第357号】 「望む結果を出す」の感想です。
正に今です。今までのやり方では正しい結果を出せていないのは、プロセスが正しくないことの表れです。
右脳に頼ったものではなく、左脳を使った正しい計画を立てて、妥協無く実行する。
これを当たり前のように馬鹿みたいにちゃんとやるABCをすればできます。
林先生ではないですが、「いつやるの?」「今しかないでしょ!」
できる事を計画にするではなく、すべきことを計画にする。
言い訳ゼロで、退路を断って甘えを排除して少数精鋭でやり抜きます。
(製造業 K社長)
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